思惟

れでーふぁーすと

◆女性と歩く際は、男が車道側を歩くのが当然、そんなふうに考えていた時期が俺にもありました。◆僕が相方と出会った頃も当然のようにそうしていたんですが、ある日相方は、「車道側を歩きたい」と言ったんですよね。

食べられる、という幸せ

・日清の『どん兵衛』の広告スタンドが渋谷駅に出来た*1という話をどこかのサイトで見たときのことだった。 どこのサイトだったのか今探しても見つからなかったけれど、たしか著者は「さすがにどん兵衛一杯では量が足りないが……」といった記述をしていた。「…

希死念慮、自傷行為、不安の総和

以下、リストカットについての考察

監獄ロック

◆昨日の晩、唐突にも社会の真理について発見したような気になり、A-10神経が少しだけ高ぶりました。 でもよくよく考えると30年以上前にミシェル・フーコーが発見したことを再認識しただけであることに気づき、あっ……(´・ω・`)……ってなりました。 wikipedia‐ミ…

今日は包丁を研ぎました。

◆ダガーナイフを全面規制にするという話。刃物業界からの提案でもあるという。あれは「殺傷」ための道具であって、例えば狩猟のときに獲物にとどめをさすために使われるもの。一般人が持っていても使いようがないものなので、規制されて困る人はそんなにいな…

いつもどこかが筋肉痛

◆こないだ道を歩いていたら、唐突に鳥のフン(バードミサイル)が落ちてきた。鳥打帽の庇をかすめるようにして、目の前を落下し、私の両足の間に着弾。ホントにギリギリセーフ。◆見上げると、頭上の電線に止まっていた雀が慌てて飛び去っていった。ヒットア…

Alle Menschen müssen sterben.

◆先日、母方の祖父が他界しました。一昨日のお通夜と昨日の告別式に行ってきました。◆祖父は私が小学生の頃(17年前)に脳梗塞で倒れ、それからずっと入院し、ここ数年は特別擁護ホームと病院とを行ったり来たりの生活でした。今年に入ってからは何度も心筋…

彼/彼女を恋人にしたのは誰か

■空気もすっかり秋めいて、京都の山もようやく色づいてまいりました。来週末、相方と嵐山のほうに出かけるのが非常に楽しみです。 ■昨日、旧来の友人が結婚するとのことで、その結婚式(2次会)に招待してくれたので、のこのこと行って来ました。大変にすば…

←このカテゴリ恥ずかしいからもうやめたい

■ようやく修士論文の中間報告とゼミでの発表が終わって一息つけそうなごとうです。おはようございます。ウソつきました。これから眠ります。■前々から書きたいと思っていた漫画の書評を今度こそ書こうと思いつつも、もう遅いのでまた後日に…■なのでテキトー…

過去から現在の「私」の連続性、アル中。

◆今日は久々にまじめな話。面白くないですよ。なので普通の人は下の写真でお楽しみください。 私の住む市のマンホールは、興味を持って調べない限り把握しきれないほどの種類があるのですが、郷土の風景を描いたような特殊なものを除けばおおむね3種類ほど…

 何が私か

・朝起きる。晴天だとそれだけで気持ちが浮き立つ。曇天だとそれだけで気が滅入ったりする。・花粉が飛ぶ。様々な症状が出て苦しむ。あまりの不快さに気が塞ぎ込む。何とか症状を抑えるべく薬を飲む。症状は落ち着く代わりに酷く眠くなる。口も渇いてくる。…

 クレーマー、クレーマー

お金を払う代わりに何らかのサービスを受ける。たとえ、IT化が進んでも、この人間同士の約束は、多少融通がきいてもいいだろう (中略) 交渉しよう。店側は「だめだ」という自由がある。そしてお客はサービスを選択する自由もある。 自由とは、行使して初め…

 引き出しの裏から何かを見つける

・AAのある仲間と話すうち、今まで開けようと思っても開けることの出来なかった心の奥の引き出しを図らずも開けることとなった。・今までに2度、AAのミーティングで話そうとしたけれど結局話せなかった中学時代の話。どうしても話せなかったのだ。思い出…

 夢のあとに

・今日もまた、夢の話をします。つまらないですのでお暇な方だけ御笑覧ください。・一昨晩は、かつてのバイト先の同僚の女性(以下、Uさん)が出てきました。 ・夢の中での私も彼女も現在の実年齢。「会いたい。ついては昼食など共にしませんか」といった内…

 身勝手

・最近めっきり寒くなって、吐く息が白い。・小学生の頃、いや、中学に上がってさえ、私は吐く息が白くなるのが嬉しかった。「ゴジラ」などと言いながら目いっぱい息を吸い込んで、大きく口を開いて暖めた息を吐き、白い呼気が吐き出される様を喜んだものだ…

Brava! Femme fatale.

・かつてAAの仲間にこんな話をしたことがあります。「涙と共にパンを食べたことの無い者には、人生の味はわからない」という言葉の意味が、AAに繋がって少し解るようになった気がします、と。・そして私は、ラディゲもエウリピデスも読んだけれど(そし…

関西はすこぶる快晴ですよ

・本日、地元教会にて、19時より、断酒9ヵ月の仲間のメダルと不肖ごとうの(笑)バースデイ・ミーティングを行います。御多忙中甚だ恐縮に存じますが、万障御繰合せの上、皆様方の御来駕の栄を賜りますれば幸甚之に過ぎるものは御座いません。・というのはまあ…

 For A Few Dollars More.

・「もし神が存在しないとしたら、彼を発明することが必要であろう」とはヴォルテールの言であるが、人間には ――とりわけ私のように弱い人間には―― 何か信じるものが必要なのだ。人間にはゆるぎない価値ある目標 ――その為に生き、そのために死ぬことが出来る…

 追記

・下にコメントを下さったぜくうさんは現実世界での友人で、したがって彼のブログや彼からもらうコメントに関しては上記のような妄想は抱いたことがなかった。けれど、私自身が、彼がパソコンに向かってブログやコメントを書いているところを見たことがある…

 関西巨頭会談中間報告

・事実の詳細を述べようかと思ったのですが、こうちさんとアンチ偽善さんが詳述してくださったので、ここでは私の思ったことだけを書きます。主観をダラダラと書き連ねます。巨頭会談に参加された方は気を悪くされるかもしれませんが、参加者に対して私が抱…

空気の読めない子

◆私は人が大勢集まるところが苦手だ。もちろん人ごみもそうだが、仲間で何人も集まってワイワイやるのが苦手なのだ。◆集うのが苦手なら仲間じゃないだろうと思うかもしれないが、一対一でこじんまりと集まるのならばそれほどでもない、むしろ楽しめる事の方…

自己憐憫

◆当たり前の話だけれど、「謙虚」の気持ちと「自己嫌悪」は違う。じゃあ何が違うのか、と考えたときに、「自己嫌悪」というのは「自己憐憫」の気持の裏返しなんじゃないかな、という仮定に辿り着いた。◆「本当はこんな自分になりたい」とか、「こんな自分で…

権力が狂気を規定する

アルコール依存社会―アダルト・チルドレン論を超えて作者: 中本新一出版社/メーカー: 朱鷺書房発売日: 2004/11メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る 政治において最も恐ろしいのは戦争を知らないタカ派の強硬論だ。戦争中は言うに及ばず、状況…

悲しいワルツ

・結局医者が長引いてしまい、AAは遅刻。でも参加した。新しく加わった人もいたけれど、また飲酒をはじめてしまい(ギョーカイ用語で"スリップ"という)、1から出直しという人もいた。 「飲むのがアル中なんだから。」そうはいっても、やはり失敗を認めてし…

 無限軌道

◆「何のために生きるか」というような、人生の意味を問う問いかけはよく耳にするし、実際ほとんどの人が一度は発するものだろう。だが多くの場合、答えは見つけられないまま問いかけることをやめてしまうか、手近に生きる目的を見つけてやり過ごすのではない…

 雲にらくがき

食事。生命体としての個を維持しようとする欲求を満たす行為。血糖値の低下と過去の食事の体験によって喚起される欲求によって裏打ちされた生体組織維持の為の行為。それは他の生命体の犠牲無しには成立し得ないものであり、他の生命を中断し己の生に繋げる…

 個性という擬制

はてなダイアリのシステムはご承知の方も多いだろうが、日記のデザインを幾つかの既定のものの中から選んで使用するか、すべてのデザインを自作するか選ぶことが出来るようになっている。 私には自力でデザインを設計できるようなWebの知識も無ければ、デザ…

 「私」という変化の基体 

◆私はここ何年も、ある人物を目標としてきた。その人物にならんとして生きてきたのだ。◆だがその人物は、現実の私自身とは大きくかけ離れていた。いや、かけ離れているが故にその人物に憧れ、かくあらんと欲したのだ。しかし、その現実と理想の乖離は私を苦…

それはまるで紫煙のような

◇時々私は、煙草を吸いながら思うのです。人生って、煙草に似てるよな、って。◇一度火をつけたら、放って置いてもじりじりと燃えて短くなってゆき、やがて燃え尽きる。こうしてぼんやり過ごしている間にも、残されたライフタイムはどんどん短くなってゆく。…

二つの否認

◆アルコール依存症者は、必ず2つの否認をする 1、自分は、アル中ではない。 2、自分は、酒さえ飲まなければ何の問題もない。 ある程度の治療を行えば、1の否認はすぐに認めるようになる。けれど、2の否認は、なかなか受け入れられないものだ。しかし、…