時節柄

・今月の最終日曜日に衆議院議員選挙が実施されますが、そのとき同時に最高裁判事の国民審査が実施されます。

最高裁判所の裁判官の内、審査対象となる幾人か(全員ではない*1)の名前が載った用紙に、気にくわない人にだけ×をつける例のアレです。



・どうやって判断したらいいの!? という人のためのリンク集。


最高裁判所判事一覧
それぞれの経歴ページに関わった主な判例へのリンクがあります(ない人もいます)。

判例検索システム――最近の主だった判例



・全部の判例をPDF形式で読めるような時間と能力を持った人はほとんどいないはず。



忘れられた一票 2009★最高裁判所 裁判官 国民審査 判断資料

 上記はそういったことを考えるのが好きな人の個人サイト。作者さんは法律の専門家ではなく、僅かに偏向がある場合もありますが、最高裁でまだ裁判に携わっていない人の地裁・高裁時代の主な判断が載っていたりして便利なのも事実。



・どうせだれも統治行為論に関して踏み込んだことを言ったりはしないんだろ! 全員×でいいや! ってのも有りなんだろうなあと思います。


・○をつけたりすると無効票で、白紙は全員信任しますという意思表示である点は気をつけて下さい。



統治行為論_wikipedia

*1:最高裁の裁判官は、任命後初の衆議院議員総選挙の投票日に国民審査を受け、その後は審査から10年を経過した後に行われる総選挙時に再審査を受ける。_wikipedia