物欲の見極め不十分!

◆一晩寝たらすっきりしたお。食欲は大事。

◆僕がちょうど大学生だった頃に出た、WATCH People "MEZZO"という時計がありまして。定価で2万円弱の時計なのですが、当時予算がなかなかつけられず、迷った挙句、買わずに現在まで至っておりました。

◆ひょんなことからこの時計について検索してみたところ、この時計を作っていた会社は他社に吸収され、MEZZOはすでに廃盤。どこの通販サイトでも販売修了で、海外のサイトで探しても見つからない。国内で唯一通販しているところを見つけるも、在庫一個。今、僕の中で物欲が真夏の入道雲のようにムクムクと湧き起っていますよ。どうしよう。

◆僕は買おうかどうしようか迷うものがあると日にちを半月ほどおいてみて、その間に欲しさが逓減したならそれは本当には必要のないものとして処理し、ますます高揚したなら買うという方法で、物欲の見極めをしてきました。

◆ところが近年はほとんどの企業が在庫を抱えることを嫌がって、ものの生産数が少なかったり生産期間が短いのです。そのうえモデルチェンジは早くなり、しかも新商品は次々開発されるという中で、「いつか買おう」という先延ばし戦略が適用しづらくなっています。 「今買っておかなくて後悔しないか?」という、未来の自分に対する不可能な問いかけにしかも適切に答えないと物欲の処理がうまくいかないという極めて困難な時代になったのです(大げさな!)。

◆「販売されているうちに少々無理をしてでも買っておいたほうが良いもの」と「焦って買う必要のないもの」の見極めをどうつければ良いのか。なかなかに難しい課題です。


◆それはさておき、このカエルめっちゃ欲すぃ。