白兵戦

凶刃・関孫六


◆昨晩、朝食用にと相方がサンドウィッチなど作ってくれたのです。んで、喜び勇んでそれを食べようと、颯爽と包丁など取り出して二つに切ろうとしたのです。衛生的に裁断を執り行うべく包丁を洗い、水気を切ろうと、布巾のほこりなどもつけたくなかったので、人を切ったあとの日本刀のようにブンブン振ってしまったのがそもそもの過ちでした。

◆シンクの角に包丁をぶつけてしまい、「ガッ」と響き渡る鈍い音。「ああ〜、こりゃあ、刃が欠けたなあ」とおもい恐る恐る包丁を見てみると、これがまったくの無傷。 「???」とおもい、シンクの方を見てみると、ステンレス製のシンクがこんなことになってました

◆相方と二人で「コワイヨ〜」「でもこれなら鉄パイプを持った暴漢とも対等に渡り合えるね(ニヤリ)」などと言い合い、サンドウィッチを美味しく頂いたそんな昼下がりでございました。


◆包丁を兇器のように砥ぎ上げたい方は、ごとうまでお持ちください。