レベルアップ

◆昨日はどうにかレジュメを間に合わせて、修論の中間報告をしてきました。中間という割にまったく描き始めてすらいないのですが、どうにか方向が定まったので、書けそうな気がして来ました。教授三人が審問官なのですが、概ね好評でした。まあ指導教授は鷹揚な人だし、後の二人がジェンダー論と開発経済学の人だから否定されるはずもなかったのですが。リアリストやコミュニタリアンがいたらさぞ困ったろうなと思います。

◆まあ追い討ちをかけるように、来週のゼミで修論の内容について発表しなくてはならないので、今回の反省点、指摘、助言を踏まえてもっとちゃんとしたレジュメを用意しないといけないので気が抜けませんが。


◆ところで最近、数理社会学にまで手を出さなくてはならなくなったせいもあって、NHK教育テレビの「高校講座 数学Ⅰ」を必ずチェックしています。おかげで高校時代サッパリ意味がわからなかったタンジェントや二次関数を理解することができました。この歳になってようやくの理解なので嬉しくもあり哀しくもあります。この調子でサイン、コサイン、そして微分積分も理解できればなあと思います。

◆一番良く解かったことは「高校時代の修学教師の教え方のまずさ」ですが。丸い卵も切りようで四角いんですね。ホント。
tanA=a/bをとにかく覚えろとかいっても意味がわかんないし。そもそもどういった背景でどのように必要とされ生まれてきた考え方なのか、から知らないと文系人間には理解出来ないんですよ、ホント。微分なんか、見えるものと見えないものの存在性格の差異ということをちゃんと踏まえないと、まったく理解出来ないと思うんですが。こんなに理解力がないのは私だけなんでしょうか。ベクトルは座標平面上に顕在化し得ない理念的存在であるという前提を高校時代にひとこと言ってくれさえすればと思うと、悔しくてなりません。

◆いまからでもタイムマシンに乗って教えに行きたいです。

◆まあ、過去の私が今の私を見たなら、間違いなく、私の頭髪の状況を見て受け入れ難い現実に懊悩煩悶することでしょうが。