聞け万国の労働者

・「日本の状況はフランスよりもひどい、どうして日本の若者は反乱しないのか」

・富裕層と貧困層の二極化にばかり眼がいきがちだけれど、実際問題なのは、そういった階層間の移動がなくなる、「階層の固定化」なのだと思う。負けたら負けっぱなし。失敗したら二度と這い上がれなくなってしまう「スパイラル」的状況に。

・「セイフティーネット」なんて言葉もたまに聞くけれど、具体的な政策は一向に出てこない。

・将来消費税増税の場合、食品など生活に関わるモノは税率を低く抑えるという、複数税率制を導入してはどうかという考えが自民党の一部から出たことに対して、小泉首相は慎重な姿勢を示した（７月24日タウンミーティングにて）。「問題は財源と支出の適正な見直し」なんだって。国民よりも国家機構そのものが大切なんだね。国民の二割近くが極貧でも、国家として財政が建て直ればいいみたい。へ〜。

７月28日追記
　自民党　再チャレンジ支援議員連盟での、安倍官房長官の発言がニュース等で流れていますが、やはり具体的な政策は聞けませんでした。議員連盟会長、山本有二衆議院議員のサイトにも具体案は見つけられませんでした。
　あまりに具体案が見つからないので、何かこう、メディアやネット上にそういう情報を流してはいけない法律でもあるのかと思います。
　あと、野党側はどうなんでしょうかねえ。調べないと。（ただ、幾ら野党が素晴らしい具体的政策を打ち出したとしても、政権交代の可能性が薄い現時点では、画餅に帰するんでしょうねえ。）