希望のない明日へ

 大学院書庫から、延滞図書返却の督促メールが届いた。どうやら逃げてばかりも居られないらしい。以前の日記で書いた計画を遂行するかどうかの決断を迫られているのだ。

 一つ言い訳をするならば、今弟が高校の中間試験の最中なので、出来れば刺激を与えたくないとの理由から、明日の決行は見送るべきかもしれないと思っている。

 だが、いっときも早く、生きることの苦痛から逃れたいと思っていることも事実だ。まだ若干の時間的猶予はあるものの、決行を先に延ばせばその分だけ苦しみは続く。 私の瓦全は即ち無為徒食であり、従って潔く永訣の時を迎える事こそが、最も父母諸兄の恩義に報いる事なのではないだろうか。