雨が空を捨てる日は

■今朝は余りに鬱病による落ち込みが烈しくて、病院はおろか、床から1歩も抜け出せなかった。あるいはこの落ちこみは、断酒から来る退薬症状(禁断症状)なのかもしれない。夢うつつのなかで、死ぬことばかり考えていた。


■昼過ぎ、ゼミの友人からメールが来る。「元気?」「先生も心配してるので、メールしておいた方がいいですよ。」
 一体、今の状況をどんな風に説明すればいいだろう。それはいつかは越えなくてはならないハードルだ。だが、それは一体どんな高さのハードルだろう。それを考えただけで、天敵に出会ったダンゴ虫のように、私の心の内部にあるものがきゅっと萎縮する。