ハンス・ジマーが泣いてる

◆いやあね、さっきまで『アンフェア』というTVドラマを見てたんですがね。

◆劇中でかかる音楽の大半が、映画『ブラックホーク・ダウン』(以下、BHDと略記)の中で使われていたものなんですよ。いやあ、あの映画が大好きでね、たぶん100回以上DVDで観てる。映画館でも見た。

◆今回のドラマ制作の誰か(多分音楽担当のひと)がBHDを好きだったんでしょうが、音楽がかかるたびに「あ〜、この音楽、映画ではあの場面だったなあ」などとBHDのことばかり思い出してしまって集中できない。しかもあの映画とこのドラマの出来をつい比較してしまって、ドラマのつくりの粗さが余計に鼻についてしまってもうこのやり場のない怒りをどこにぶつけたらよいのですか。

◆いや、もちろんBHDにもつくりの粗いところがいくつかありますよ。あの作品自体の訴えるところも賛否ありますし。だけど、ねえ、クーデター計画て。それなら資金捻出よりも防衛庁内部の警察OB(とりわけ制服組)への獲得工作の方が重要なのではとか思ったり。考えすぎか。とかくあちらこちらを力技で押し切りすぎじゃないかと。(マニア的には警備部から公安部に移動したのに所持している拳銃が変わってないのがちょっと・・・)
 まあそこまで言いながらきっちり最後まで見てしまったわけで。

◆あと篠原涼子は安藤(瑛太)の幻覚見すぎ。そういえば篠原さんは、ドラマでアルコール依存症の役をやったこともありましたね。それか。