怪しい隣人

・本日もAA。今日の会場はいつも席が足りない。狭い。冷房が効きすぎる。まあ、場所が手近にあるだけで十分良いんですが。

・そしてようやくありついた席の、隣人が変でした。和装で椅子にあぐらをかいてる五十がらみのおっさん。着衣から線香の香りと加齢臭が混じってほとばしる。

・まあ仕方ないと思っていると、この御仁、人の話にいちいち突っ込みを入れる。ボソボソと、「それはアカンやろ」とか、「よくある話や」とか。それだけならまだしも、話している人相手に直接ツッコミを入れることすらしてしまう。

・AAの集会はあくまでも「言いっぱなし、聴きっぱなし」が原則で、突っ込みはあくまでも心の中にしまいこんでおくか、聞き流して忘れるかしないといけないのです。そうでないととても重たい本音や経験談など話せませんから。

・私が話すときにツッコミなど入れようものなら何と言ってやろうかと思いましたが、私には順番は回ってきませんでした。良かったのか悪かったのか。

・「何をツッコんどんのじゃアホンダラ!ミーティングは黙って聴いとったらええのんじゃ!老いぼれがでしゃばりよって!」 と心の中で突っ込み続けた一時間でした。