ゼンソクタバコ

・このまま無事に行けば、10月1日に断酒一周年(そして26の誕生日)を迎えることが出来るので、早速へそくりの一部を使って葉巻を買いました。ROMEO Y JULIETAのセドロスDX NO.2です。記念日に吸う為に。苦しいときはこれを目標にして頑張ります。

・今日行ったAAの会場の外に、ダチュラが咲いていました。学名はエンゼルズトランペット。梅崎春生先生の小説『幻化』の中に出てきます。その小説の主人公は、ダチュラの学名を「ゼンソクタバコ」と勘違いしていて、そのくだりのやり取りが後に出てくる回想の伏線になっていたりします。摘むとすぐにしおれて、部屋中が匂いでいっぱいになるそうです。

・そんなことを思い出しながら煙草を吸って集会が始まるのを待っていたのですが、矢張り私は当分煙草はやめられそうに無いです。AAの仲間に聞いたところによると、断酒3年くらいまで行かないと、禁煙は難しいんだそうで。とにかく今は、酒を断つことだけに専念するべきだと。

・でも、世の中には煙草を吸わないというだけではなくて、煙草嫌いの人も居るわけで。そんな人と会うことが、時に重荷になったりもします。愛煙家は喫煙者も非喫煙者のことも好きになれますが、嫌煙家は喫煙者を嫌う。

・煙草は嫌いでも、煙草を吸う私は嫌わないで下さい、といったら、それは傲慢なのでしょうか。