胸に胸に空いた穴に詰め込むメシを

・パソコン初号機再起動せず。故障と認む。

・このままでいいんだろうか。ときどきそんな不安がよぎる。酒はやめたし、今はもう飲みたいと思うことも余りない。

・でも、あれだけ溺れて酩酊して陶酔したあの酒が、ない。私のあれだけ愛した酒がない。酒が抜けてぽっかりと空いた穴は空いたまま。

希死念慮の件に関して、カウンセラは言った。「将来に希望はなかったんですか?たとえば結婚する、とか、家庭を持つ、とか」

・私は答えた。「結婚する。家庭を持つ。余計な責任を背負い込む*1ことで周囲の評価やリストラにおびえながら仕事に打ち込む。こき使われて自由を金に換える生活をを続ける。歳をとったらスズメの涙のような退職金を貰ってポイ捨てされ、やっと自由になったらあとは年金で細々と露命を繋いでみじめに死んでいく。それが希望ですか?」

・昔「女より酒のほうが好きだ。俺を決して裏切らないから」なんて言ったことがある。

・でもそれは私の単なる強がりでしかなくて。女に相手にされない自分を、そんなみじめさを忘れたくて酒を選んでいたに過ぎない。

・虐待しかねないほどの子供嫌い。そして女性と付き合えない私。精神を患い、しかもアル中。少なくとも「平凡な」希望なんて私には持ち得ない。新しい希望を探すしか。見つけられるのだろうか。

*1:法律の上では男女の平等化はまだまだ進んでいなくて、結局男が働いたほうが経済的にも優遇される、という考えにもとづいて発言されています。