煙と共に

・以前日記で、「人生って、煙草のようだ」などと書いたことがあります。火をつけたら吸おうが吸うまいが、どんどん燃えて短くなっていく。何を為そうとも無為に過ごそうとも時間はどんどん過ぎていってしまう。そんな風に思ったことがありました。

・でも、今日葉巻を吸っていて思ったんですが、葉巻はちょっと違うんですよ。最初の3分の1くらいは味も薄くって、味も個性もあまり感じない。でも真ん中を過ぎたあたりから味がグッと濃くなってきて、初めてその葉巻ごとの個性や性格が出てくる。そうしてその持ち味がのこり3分の1になるとピークに達して、その葉巻の本当の味が楽しめる。きついものだと口中ピリピリしたり、ニコチンに悪酔いしたりもする。

・そんな、人生半ばを過ぎたあたりから持ち味を出してゆける葉巻のような人生を送ってみたいな、と思いました。

・しかも紙巻煙草は揉み消さないと火が消せないけれど、葉巻は吸うのをやめて放っておけば自然に火が消えてしまう。そうやって葉巻の火が自然に消えゆくように、ゆらりと最後を迎えられればなお良いなあ、何度と思いましたね。

・それはさておき、いよいよ明日、カウンセラによる心理テストの結果が言い渡されます。どんな結果が出るのか楽しみです。でも多分、以外と特段変わったところのない、普通の結果が出そうな気もしますが。