6ヶ月メダルミーティング

6ヶ月メダル


・地元AAに行ってきました。

・いつもの会場に着いた途端、早めに来ていた仲間から「おめでとう」の嵐。なんと花束までプレゼントしてくれる人まで。今までそんなの貰ってる人見たことないよ。嬉しいけれど恐縮。

・好きな酒飲んで好きでなったこの病気、やめて当たり前だと医者はいうけれど、その当たり前がどれほど大変なことか。司会者のそんな話から始まった今日のミーティング。すっかり舞い上がってしまって思うようにしゃべれない。なんとかルカ福音書第15章の放蕩息子の話*1をして、好きでなった病気とはいえ、改心すれば罪悪感など感じることはないんだ、頑張りましょう。みたいな話をしました。

・なんでそんな話になったかというと、AAにおける行動原理に、どうしてもプロテスタンティズムを理解しておかないと精神的な基低音がわかりづらい部分がある、というような話から派生したのです。

・断酒会は、「自分が酒をやめる」ためのものなんですが、AAは、「人の断酒を手助けすることで自らの飲酒が止まる」というところから発していて、つまりは「自分が人になにが出来るか」という行動原理、すなわち「人を救済するものこそが救済される」というプロテスタントの信仰の原理のようなものにそれが由来する、というような話をしたのです。

・そんなに難しく考えなくてもよいのでは、とも言われましたが。
 
・「今日1日自分を好きでいてください」というメッセージが嬉しかったです。

・ところでミーティング後の会議で、来月から半年間地元AAのチェアパーソンを担当することになってしまいました。務まるかちょっぴり不安。

*1:エスの譬話のひとつ。放蕩息子の帰宅を喜んだ父親が祝宴を開いたことに対して、長男の孝行息子が文句を言う。父親は、死んだつもりでいた息子が生き返って帰ってきたのだから喜ぶのは当然だと答える。