私は問題飲酒者です。

 昨日おとといと更新出来ませんでしたが、なんとか生きてます。ごとうです。

■昨日は私のちょっとだけ好きな人とデートっぽいことをしたんです。(海遊館に行く予定でしたが、マーケットプレイスをぶらついたり船に乗ったりしているうちに時間がなくなったので行けませんでした。)

■しかしお昼を食べに入ったお好み焼き屋さんで、「今日もやっぱ暑いねー」なんて言いながら、つい注文時に「あと生中ひとつね!」なんて言ってしまったのが運のツキで、結局その時はジョッキに2杯のビールを飲んでしまいました。

■普通の人なら其れでお終いなんでしょうが、問題飲酒者(早い話がアル中)である私がそんな程度で終わる筈もなく。ひとたびアルコールが体内に入ると酔い潰れるまで飲むのをやめようとしないわけで。マーケットプレイスではお祭りの出店みたいにあちこちでビールを売っていたために、常に缶ビールを携えての酒くさいデートになってしまいました。

■それでもあきれたり嫌うどころか「お酒に強いのってうらやましー」などといって一向に気にする気配さえ見せないS女史には痛み入るばかりです。

■結局大阪駅でS女史と別れた後に、いきつけのバーに立ち寄って、気付けば隣に座っていたオッサンと意気投合して痛飲してしまいました。千鳥足でどうにか終電に間に合ったあとの記憶は余りハッキリしていませんが、店の勘定を済ませた時点でおけらになった事だけはハッキリ覚えています。

■何故其れ程迄に深酒をしたのか。観覧車で夜景を眺めながら抱き寄せたS女史の柔らかな感触と香水の香りを拭い去ろうとして居たのかも知れないし、或は其の時の高揚感と緊張感をいっときも早く忘れ去りたかったのかも知れません。
 
■実はおとといもS女史の3時間近い長電話に付き合わされた時にずっとビールを飲んでいましてね。

■結局私は、ホントはS女史の事などこれっぽっちも愛していないのかも知れません。酒の方がずっと簡単に私を気持ち良くさせてくれるし、ヤキモキする事もない。
 

■大学四回のときに大酒を飲むようになって以来、私は人を真剣に愛したり、夢中になって恋焦がれたりすることが出来なくなったようにも思います。失恋のつらさや、嫌われる恐怖に身を置くことが堪えられなくて、アルコールなしで女性と二人きりのシチュエーションを長時間過ごす事が出来なくなったのです。



■其れでも私は思います。
「人生、生きるに値するか否か。それはひとえに、肝臓にかかっている。」