未知の道

・昨晩、マウスが御逝きになりました。スクロール機能もない旧型。ラップトップタイプなのでしばらくはスクロールパッド(?名称失念)で過ごします。でも無意識にマウスがもとあった位置に手が伸びて、空をつかむ。


・昨日、認知症の祖母が行方不明になり、母方の親戚一同大騒ぎでした。母など心配の余りご飯も咽喉を通らぬ様子。以下、私の発言。

「警察への届けも出したんだし、八方手は尽くしたんだから、要らぬ心配はせぬがよろしいよ。」

認知症の人は、結構長期間(2〜3日)放浪したのち、ひょっこり帰ってきたりすることもあるそうだよ。そいでもって、周囲の心配をよそに本人はケロッとしていたりしてね。」

「だから余計な心配はするだけ損だよ。こっちがいくら心配しても、向こうはこちらの心労をいたわったり理解しては呉れないんだから。」

「手は尽くしたんだから、今は目の前の晩餐を楽しむほうが良いよ。食べて力もつけなきゃ。」

「心細い思いをしているんじゃないだろうか、とか、不安や恐怖に苛まれているんじゃないだろうか、なんていうのは全部あなた(母)の妄想にしか過ぎないのであって、現実の祖母の心理ではないんだよ。だからそんな妄想に縛られて自分まで苦しんでたら丸損だよ。」

・こんなときに、カウンセリングの思わぬ効果が出ました。ザッツ☆ポジティヴシンキング。


・そして祖母は夜の9時ごろにひょっこり実家に帰ってきました。笑顔で。ずっとファミレスに居たそうです。それでも昼間の記憶がないそうで。ブラックアウトだ。母の心労は無駄に終わりましたとさ。合掌。


・ちなみに私の最近の悪い癖で、ある程度以上の仲の良い人に対して、「あなた」という2人称の呼びかけをしてしまうのです。英語の"You"の感覚だと思います。英語喋れないのに。「ダーリン♪」といった類の「あなた」ではありませんあしからず。

・昔は「君(キミ)」を良く使っていたなあ。(例文:「君は私の言葉を批判するのかね?」)
 めっちゃ上から目線ですね。傲岸不遜。