七夕に メールを送る 人も居ず

・カウンセリングによって、私が心の中の奥深くにしまいこんでいたトラウマティックな出来事の数々が引きずり出されてきます。パンドラの箱です。

・以前主治医が、「断酒6ヶ月を越えるまではカウンセリングは禁止です。飲酒を正当化してしまう動機付けになるからです。」と言った意味が理解できる。ものすごく疲れるし、今まで心の奥底に隠蔽して見ない振りをし続けてきたことを目の前に引きずり出して鮮明に思い出す行為は、自分を再び傷つけるから。

・そして、それらの事柄から逃避するために、忘れた振りをし続けるために飲酒をしてきたのだから、しんどい。

・前々から私が言ってきたこと、「私は酒を飲みすぎたからアル中になったのではない、アル中になるほどまでに酒を飲まなければ生きられなかったのだ」という、しらふのときにこそ問題のある自分、問題飲酒にいたる原因、心の根っこみたいなものが、少しずつではあるけれど見えてきました。

・ただ酒さえやめれば問題は解決する、と言う表面的な断酒、いわば「死んだ断酒」ではなく、なぜアル中になるまで飲まなければならなかったのかという根本から見つめなおし、自分の人生から酒そのものを不必要なものにしてしまう「生きた断酒」へ、苦しいけれど確実な一歩を踏み出せたものと思っています。


追記
・カウンセリングの傾向と対策 〜頻出単語編〜
スキーマ